工学部 建築学科 ARCHITECTURE

建築設計コース

多様な感性や想いの融合で生まれる建築。

こども目線の小学校、まちのシンボルになる公園、自然や歴史に溶け込む建物。仲間たちとの間で起きる化学反応で、ひとりでは思いつかないようなアイデアが生まれます。設計技術だけでなく、感性が磨かれる学びも大切にしています。

こんな人を育てます

社会が求める
設計教育で、
永く愛される建築を。

建築は様々な知識や技術が統合されています。本コースでは、設計製図の教育を柱に、安全性や自然との調和、さらに文化・歴史なども考えた、心地良く永く愛される建築設計を学びます。また、二世帯住宅や美術館など様々な設計課題や地域と連携した実践型プロジェクトによって、空間構成の技法やCAD技術を修得。さらに、大分県建築士事務所協会などとのインターンシップ協定などを通じて、地域に根ざした豊かな暮らしを実現できる建築技術者を育成します。

学びのキーワード

  • 建築デザイン

  • 建築計画

  • 建築史

こんなところが進路先

  • (株)梓設計
  • (株)国建
  • 清水建設(株)
  • 戸田建設(株)
  • (株)佐伯建設
  • (株)青木茂建築工房
  • 栗生明+栗生総合計画事務所
  • (株)神力設計
  • (株)後藤建築設計事務所
  • 上海志賀設計
  • 大分県庁
  • 日本文理大学大学院

CLOSE-UP

九州でトップクラスの
一級建築士合格者数

一級・二級建築士を目指す学生は、本学で受験資格要件となる指定科目(一級:60単位、二級:40単位)を修得します。二級建築士は卒業直後に、一級建築士は2年間の実務経験を経て受験が可能で、NBU卒業生の一級建築士合格者数・合格率は九州の大学の中でもトップクラスの実績を誇ります。また、インテリアプランナーや福祉住環境コーディネーターなど建築系資格のサポートも充実しています。
※建築士法の一部改正に伴い、一級建築士の受験資格要件の変更が予定されています。

主な卒業研究・設計テーマ

  • 大分市立碩田小中一貫校における
    教師ステーションの利用実態から見た執務空間について
  • 高層集合住宅における共生のかたち
  • 家族に出逢う場所
  • ミンナノイエ~再生する町と街~
  • Global Communication Centre
  • 無人化駅の短所を補完するための駅のリニューアル

科目紹介

建築の奥深さに触れたいという
探究心が芽生えた。

ひと口に設計といってもその構成要素はデザインや構造、施工まで様々。建築設計コースにはそれぞれを専門とする先生方がいるので、幅広く学ぶことができます。そのおかげで自分の興味や適性から専門分野を見つけることができます。自分の想いが詰まった建物を建てられるよう、さらに色々なことを吸収していきたいです。

川端 理沙(4年)
長崎県/県立島原高校出身
  • 科目1

    設計製図

    製図の基本である、まっすぐ線を引くところからスタートし、レストハウスや二世帯住宅、美術館などの設計課題にチャレンジ。他の学生と切磋琢磨しながら製図の技術を身につけることができます。

  • 科目2

    建築計画

    決められた面積に対して駐車場のスペースやトイレの配置など、平面図における計画を行います。限られた面積の中でどのようにスペースを確保し、どこに何を配置すれば、より生活しやすくなるかを考えていきます。

  • 科目3

    建築設備

    この授業では建築物の「中身」について学びます。例えば電気ひとつとっても電流の大きさやコンセント配置、電球の位置など様々な計算や計画が必要です。このような各設備の役割や特性を演習を通して理解していきます。

  • 科目4

    建築史

    古代ギリシャからバロック時代の建築について学んでいきます。建築の起源や時代に合わせて建築物が変わっていく過程を考えながら西洋建築の基本的知識を学ぶことで、現代の建築に与えた影響なども知ることができます。

建築工学コース

安心して暮らせる建物やまちを構築する。

地震や台風といった自然災害から私たちの身の安全や生活の安心を守るためには、強い建物が必要です。建物を構成している建築材料の強度に関する実験を行い、その限界点を把握することにより、建築構造物の強さを知ることができます。

こんな人を育てます

災害に強く
環境にやさしい、
暮らしを守る建築技術。

地震大国である日本では、安全性を確保するために災害に負けない強い構造を実現することが求められています。さらに大規模プロジェクトでは、工事不正防止など施工側の倫理観がより一層重要です。本コースでは、構造力学や構造設計、施工管理の講義を通して建築構造物の強度を知る方法を理解すると共に、材料力学や建築材料実験による木材や鋼材、コンクリート等の各種建築材料の性質を総合的に学び、安心・安全な暮らしの創出に貢献する建築技術者を育成します。

学びのキーワード

  • 構造設計

  • 建築材料

  • 制震・免震

こんなところが進路先

  • 清水建設(株)
  • 日本国土開発(株)
  • 髙松建設(株)
  • (株)國場組
  • 東日本旅客鉃道(株)【JR東日本】
  • 大鉄工業(株)
  • 九鉄工業(株)
  • 櫻井工業(株)
  • 梅林建設(株)
  • (株)佐伯建設
  • 平倉建設(株)
  • 熊本大学大学院

CLOSE-UP

社会や人に求められるからこそ、
やりがいがある

大規模災害や環境問題、さらには橋や道路などの社会インフラ整備。様々な課題が絡み合う中で、安全性だけでなく、快適性や環境への配慮など、多くのもののバランスを保ち、実現することが求められています。コンクリートをはじめとする材料実験や、地盤の特質を理解するためのフィールドワーク調査、様々な種類の建造物の施工現場の見学などを通じて、私たちの暮らしを守る建築技術を総合的に身につけていきます。

主な卒業研究テーマ

  • 大分県内の再生骨材を使用したコンクリートの強度特性に関する研究
  • 日本の耐震構造の発展史に関する研究
  • 木造住宅の耐震性向上に関する技術
  • 地震工学及び耐震設計に関する研究
  • 中低層鉄筋コンクリート構造物の耐震診断及び補強に関する研究
  • 竹材を粗骨材の代替材料として使用したコンクリートの諸特性に関する基礎的研究

科目紹介

基礎から学び、社会で通用する
応用力を身につける。

構造設計や都市計画など幅広く学んできました。地震や環境破壊など様々な問題を抱える社会において、ひとつの専門知識だけでは対応できません。様々な分野について、基礎から応用まで学べたことは、公務員としての将来に必ず役立つと思います。卒業後もNBUでの学びをステップにまだまだ成長していきたいです。

片岡 賢吾(2018年度卒業)
大分県/県立臼杵高校出身

進路先:大分市役所

  • 科目1

    建築材料実験

    様々な建築材料の特性を実験を通して学んでいきます。コンクリートの配合を変えて強度の差を比べたり、木材・鋼材の曲げせん断実験を行い、構造強度と材料強度との関係を調べることで建材の特性を理解します。

  • 科目2

    構造設計

    材料が持つ長所と短所を理解し、どの建材がどんな建物や構造に適しているのかを学びます。地震による被害が多い木造住宅については耐震設計法を学び、どのような構造が揺れに強いか検証していきます。

  • 科目3

    建設マネジメント演習及び実習

    建設業界では新たな建設現場管理手法として、予算管理・工程管理・原価管理を一元化して管理することが主流になりつつあります。これらを体験する簡易な施工実習は地域をフィールドに行い、これからの技術者として必要な管理手法を身につけます。

  • 科目4

    施工

    建築・土木構造物の新設工事および耐震補強等のリフォーム工事を対象に、工事の流れおよび工事管理の主要なポイントについて理解します。実際の建設現場を見学し、施工管理を実践的に学んでいきます。

住居・インテリアデザインコース

人々を幸せにするデザインを生み出す。

心地良い時間を過ごすイスやテーブル、照明など身の回りのインテリア、心が落ち着く家、緑と光が溢れるまち。暮らしを明るくするデザインは、まず自分たちが楽しむことから。デザインの無限の可能性を学びます。

こんな人を育てます

心地良い空間を
創り出すデザインで
人々に幸せを。

現在、インテリアデザインの視点は室内空間だけではなく、建築や都市計画まで幅広く活用されています。本コースでは住空間のデザインにとどまらず、商業施設のリフォームや公共施設のバリアフリーなど私たちの生活に関わるデザインについて考え、実践できる人材を育てます。また、インテリアコーディネーターをはじめ、インテリア設計士、福祉住環境コーディネーター、商業施設士などインテリア系の資格取得もサポートします。

学びのキーワード

  • 空間デザイン

  • ユニバーサルデザイン

  • リフォーム・リノベーション

こんなところが進路先

  • 大和ハウス工業(株)
  • (株)一条工務店
  • パナソニックホームズ(株)
  • セキスイハイム九州(株)
  • ミサワホーム九州(株)
  • タマホーム(株)
  • (株)谷川建設
  • (株)ベツダイ
  • (株)ニトリ
  • 国東時間(株)
  • 大昌工芸(株)
  • (株)スペース

CLOSE-UP

コンペや資格取得を通じて
確実にレベルアップ

例年、様々な学生デザインコンペや家具デザインコンペで高い評価を獲得しています。昨年12月には「第16回 主張する『みせ』学生デザインコンペ」において、成瀬文香さん(当時3年)の作品「想像×創造するみせ」が奨励賞に入選するなど、設計製図やプロジェクト演習を通じて身につけたデザイン力を発揮。また、建築士をはじめ、福祉住環境コーディネーター、商業施設士、宅地建物取引士などの資格取得は対策講座でバックアップ。インテリア設計士は単位認定もあり、5年連続で全員合格となっています。

主な卒業研究テーマ

  • 住宅の選ばれ方に関する研究
  • アフォーダンス実験によるサイン設計
  • 韓国と日本のドラマに見るインテリア
  • BIMと3Dプリンタによるインテリアカスタマイジング
  • ホームインテリアにおけるプロダクトデザインのコラボレーション事例に関する研究
  • オフィスレイアウトによるストレスの類型に関する研究

科目紹介

どんな経験も
あなたの力になる!

空間デザインは内装やインテリアまで必要な知識が多岐にわたります。私は総合的なデザイン力を身につけるため家具や店舗デザインのコンペに積極的に挑戦しました。また、無関係に思うような体験や人との出会いも、自分の感性を磨く大きなチャンス。学生時代だからこそできる様々な出会いと学びを、ぜひ大切にしてください。

木牟禮 絢子(2018年度卒業)
宮崎県/県立飯野高校出身

進路先:(株)アイビック

  • 科目1

    住居論

    住居は地域によって形態が変わります。例えば東北などの豪雪地帯では室温をなるべく下げないよう玄関が二重になっています。このような事例を建築写真や図面を通して学習。快適な生活のための住居のあり方について考えていきます。

  • 科目2

    スペースデザイン

    人体の可動領域など人間工学の基本を学んだ上で、自らコンセプトを設定したイスを設計・製作します。企画から製作までのプロセスを理解するだけでなく、素材との付き合い方や工作技術なども身につけていきます。

  • 科目3

    モダンデザイン

    近代の西洋を中心とした著名建築家の都市・建築作品やインテリア作品を鑑賞しながら、その時代背景や理論について理解していきます。モダンデザインにおける教養を身につけることで、自らのデザインについての考えを深め、感性を磨きます。

  • 科目4

    リフォーム

    構造物を造る時代から維持・更新の時代に入ったといわれる21世紀。そんな現代に必要なリフォームの技術や知識について学びます。リフォームを通じて生まれる美しさや住みやすさについても考えていきます。

環境・地域創生コース(まちづくり分野/社会基盤分野)

まちや暮らしを自分たちの手で支えていく。

いつ起こるかわからない災害や、少子高齢社会に起因する様々な問題。人々が安心して暮らしていくためには、社会基盤の整備や地域づくりが大切です。まちのため、人のために必要なことは何か。そのことを常に考え、実践していきます。

こんな人を育てます

地域・行政と協働して、
真に求められる
地域の創生を。

都会にはない自然環境や農林業・水資源が、地域創生の鍵として注目されています。その一方で、災害や少子高齢化など諸課題も山積しています。本コースでは地域・行政などと協働したプロジェクトを通じて、「地域創生」に必要となる実践力を修得。各地域の環境、生活、文化を調査・分析しながら、社会基盤の整備や、まちづくり・地域づくりを担う人材を育てます。

学びのキーワード

  • 都市計画

  • 防災・免災

  • 景観デザイン

こんなところが進路先

  • 大分県庁
  • 宮崎県庁
  • 大分市役所
  • 延岡市役所
  • 清水建設(株)
  • 前田道路(株)
  • 五洋建設(株)
  • 西日本旅客鉃道(株)【JR西日本】
  • 九鉄工業(株)
  • 東洋技術(株)
  • 九州建設コンサルタント(株)
  • 九州大学大学院

CLOSE-UP

現場から学び、
そこに貢献できる人材を

東日本大震災などで自然が持つ猛烈なエネルギーを目の当たりにして、防災機能を備えたまちづくりの必要性を強く感じた人は多いと思います。本コースでは私たちが暮らすまちや建物を災害から守り、自然と共生する豊かな暮らしを実現するため、フィールドワークを実施。様々な観点から“まち”や“建物”について多角的な視点を養っていきます。このような経験をステップにして、県庁や市役所などの公務員に現役合格していく卒業生も多く、まちづくりや社会基盤の整備を主導する存在として活躍しています。

主な卒業研究テーマ

  • 交流人口拡大による佐賀関半島の活性化に関する研究
  • 国道九四フェリー四国側利用者の交通行動特性と佐賀関観光志向に関する研究
  • 大分都市圏パーソントリップ調査データを用いた自転車利用特性に関する研究
  • 台風18号に伴う豪雨による大分県南部における水害に関する研究
  • 竹田市岡本地区における生物多様性に配慮した圃場整備の評価
  • 山国川における出水時の流量と土砂輸送に関する研究

科目紹介

実は身近な“都市デザイン”を
深く学べる!

主にまちづくりや都市計画を学んでいます。この分野のおもしろいところは人の流れをデザインできること。それぞれの意思で動いているようでも、実は都市計画によって人を誘導することが可能です。このような「知らないうちに触れていたデザイン」を学び、将来は防災面なども含めて、もっと安全で住みやすいまちづくりを担える力をつけたいと思っています。

入江 李花(4年)
大分県/県立佐伯鶴城高校出身
  • 科目1

    測量学

    測量はすべての建設工事の基礎であり、その技術が受け持つ領域は幅広くなっています。この授業ではこれらの測量技術が現場で果たす役割を理解すると共に、建設技術者として必要な知識・技術を身につけます。

  • 科目2

    都市計画

    地区ごとの条例や交通法との関係、景観デザインや防災など、都市計画に伴う法律の知識を学びます。さらに、産業革命以降、これまでに発生した都市問題とその解決方法、歴史を踏まえた未来都市のあり方を考えていきます。

  • 科目3

    地域再生論

    地域づくりの成功事例など具体的な取り組みを中心に理解し、これからの建築学の基礎となる地域再生の考え方を修得します。また、地域再生に携わる方々へのヒアリングも行い、実践力も養います。

  • 科目4

    地理情報処理演習

    地表上の位置に関して得られた地理情報データを管理、処理、表示する地理情報システムの活用について学びます。また、世界でユーザーが最も多いGISソフト「ArcGIS」の基本操作について、演習課題を通じて理解していきます。