様々な技術を深く理解し融合することで、
日本の製造業やエネルギー産業などの基幹産業を支え、
今はまだ存在しない技術や製品を生み出す次世代のエンジニアになる。

CLOSE-UP LEARNING
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デジタル化に対応した
ものづくりを学ぶ。高校の物理の授業で、ものづくりに興味を持ったことが志望のきっかけです。この学科では機械と電気の分野、2つの側面からものづくりを学ぶことができます。制御分野の講義では、世界で汎用的に使われるプログラミング言語を用いて、物理・数理の研究に関わる計算を行うプログラムを作成しました。この講義では、ひとつずつ結果を確かめ、エラーを修正していくことで、着実に結果に結びつくということを学べ、大きな達成感も感じることができました。デジタル化によってものづくりの世界でも大きな変化が生まれます。それに対応できる力は、NBUでの4年間での多様な学びが役立つと思います。
大分県/県立別府鶴見丘高校 出身
溝添 航己 (4年)
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自分の手を動かし、
身につけた技術は一生モノ。身近にスマートフォンの開発に携わっている人がいて、機械製品の製造に興味をもつようになりました。NBUの特長は、座学だけでなく、自分の手を動かして、技術や知識を修得できるところだと思います。自動車工学の講義では、エンジンの解体・組み立てを実際に体験しながら、その仕組みや機能を学ぶことができました。他にも、設計や加工技術、危険予測技術や材料力学などの講義で、知識を深めることができました。理論と実践を、同時に学ぶことができるのは大きな魅力です。同時に、現場の仲間たちとのコミュニケーションの重要性も実感することができました。
長崎県/県立長崎北陽台高校 出身
南里 康介 (4年)
進路先(過去5カ年)
- ㈱アルバック
- アルバック九州㈱
- ㈱神戸製鋼所加古川製鉄所
- ダイオーエンジニアリング㈱
- ㈱上組
- 東海プラントエンジニアリング㈱
- 日鉄テックスエンジ㈱
- ㈱YE DIGITAL
- ダイキョーニシカワ㈱
- ㈱光岡自動車
- トヨタモビリティパーツ㈱
- 西日本高速道路エンジニアリング九州㈱
- ㈱レールテック
- ㈱九電工
- ㈱関電工
- ㈱四電工
- ㈱中電工
- フクダ電子㈱
- 渡辺パイプ㈱
- 東芝キャリア㈱
- 三菱電機プラントエンジニアリング㈱
- ㈱デンケン
- 河野電気㈱
- ㈱九南
- 鬼塚電気工事㈱
- モバイルクリエイト㈱
- ダイキエンジニアリング㈱
- 竹田設計工業㈱
- ㈱飯田設計
- ㈱石井工作研究所
- ㈱江藤製作所
- 前田道路㈱
- 佐伯重工業㈱
- ㈱臼杵造船所
- 大分ケミカル㈱
- 新日本非破壊検査㈱
- 清本鐵工㈱
- 梅林建設㈱
- ㈱戸髙製作所
- 霧島酒造㈱
- (一財)九州電気保安協会
- 高等学校教諭
- 九州工業大学大学院
- 熊本大学大学院
- 北陸先端科学技術大学大学院
- 日本文理大学大学院
学科の最新情報をお届け!
学科のトピックスをチェック活躍するフィールド
- 機械開発・設計技術者
- 機械系プラント技術者
- 自動車開発・設計技術者
- ロボット開発・設計技術者
- エネルギー開発・運用技術者
- メカトロニクス関連開発設計技術者
- 電気・電子技術者
- 電気系プラント技術者
- 情報通信技術者
- 高等学校教諭(工業)
就職率
※就職率は、2017年度〜2021年度卒業生の「内定者÷就職希望者」で算出しています。
学びの魅力

未来をつくる研究テーマ
私たちの暮らしを支える自動車やロボット、エネルギー。これらの技術はさらに進化を続け、日常を変えていきます。そんな未来を支えていくための研究テーマに挑戦していくことで、未来を創造するエンジニアへと成長していきます。
いまの“ものづくり”の
ノウハウを学ぶ主要自動車メーカーなどが採用する3次元設計ソフトや、3Dプリンタやレーザー加工機などの最新のデジタルツールを活用した実習や卒業研究に取り組むことで、これからの「ものづくり」に欠かすことのできない技術とセンスを磨きます。
新しい発想を刺激する
融合カリキュラムいまの「ものづくり」は機械・電気・制御・情報など様々な技術が融合しています。そのような現実に対応した融合カリキュラムによって、新しい価値を創造することのできる工学的発想力が身につきます。
ライフラインを支える
エンジニアを育てる私たちの当たり前の日常を支えている機械や電気分野のエンジニア。災害等でライフラインの一部が失われただけで、私たちの日常は一変します。安心で安全な暮らしを支えている使命感や技術者倫理も養っていきます。
就職に強い!機械も
電気も学んだ人材機械や電気を融合して学ぶことは、今の「ものづくり」に必要となる知識・技術を総合的に身につけることになります。そのため、本学科の就職先は製造、開発、設計、電力、保守・管理分野など多岐に渡り、質の高い就職実績を出しています。
未来をつくる学び
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IoTシステムが
不可能を可能にする。私の研究はロボット工学です。多数のロボットをIoTシステムで同時に制御する研究を行っています。数百台のロボットを一人の人間が同時に制御できるようになれば、工場などでの生産性を飛躍的に向上させることができ、レスキューの現場においては、一度に沢山の探索ロボット投入ができるようになります。
研究分野:電子情報通信工学/機械制御技術
伊藤 研究室
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高効率なモーターの可能性は
無限に広がる。次世代電磁力応用機器の開発に向け、モーターや変圧器などの磁気的な損失や振動を減らす研究に取り組んでいます。本研究室はモーターに使用される磁性材料の正確な特性測定と、その応用活用に特化しており、JAXAとの共同研究では、ものづくりの発展には欠かせない小型高出力モーターの開発に貢献してきました。高度な研究を通じて、日本を支える新しい技術の創出を目指します。
研究分野:電磁気学/磁性材料活用応用技術
若林 研究室
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人に役立つ
ものづくりを追求する。災害時の迅速な状況把握や復旧のために、ロボットによる観測技術に期待が寄せられています。本研究室ではIoT・メカトロニクスを駆使した防災用無人観測ロボットを開発。ダムや池などの公共インフラ点検への協力、国土交通省の実証実験への参加、海洋ロボットコンテストでの優勝など、ものづくり技術で社会に貢献していきます。
研究分野:防災観測ロボット/IoTメカトロニクス
稲川 研究室
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問題の本質をとらえた
ものづくりに取り組む。自動車等の製品開発は日々進化しており、図面の段階で問題点を見つけ出し、その対策の確認を早期に行い、解決していくことが必要です。本研究室はこうした進化に応えるべく、電気自動車の製作・および走行実験と解析結果の比較を通して、常に問題の本質を見失わずに、ものづくりの課題に取り組んでいます。
研究分野:自動車工学/予測技術
冨田 研究室
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「トンボ」をヒントに
エネルギー問題に挑む。私が行っている研究は、昆虫の持つ特性を工業製品の開発に生かす生物模倣技術(バイオミメティクス)と呼ばれるものです。私たちはトンボの翅からヒントを得て、そよ風程度の弱い風でも発電することができ、小型軽量である風車を開発しました。
研究分野:流体工学/熱工学
原田 研究室
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工学技術で
医療福祉を支える。障害を持つ人たちが、社会活動を行うための補助となる装置を研究しています。これらの装置には筋電位信号などの生体計測や、5G、クラウドなどのネットワーク、ものづくりなど多方面の技術が必要となります。そのため、この技術を拡張することで広く社会全体にも応用が考えられ、すべての人がより安全で、より豊かな生活が過ごせる社会の実現を目指しています。
研究分野:データサイエンス(統計科学)医用福祉工学/リハビリテーション工学
大惠 研究室