1955年、本学創立者である菅幸雄が「佐伯産業高等学校」(現・日本文理大学附属高等学校)の校長に就任。日本は高度成長期を迎え、地域産業において即戦力となる人材育成が急務であった当時、大分は瀬戸内海文化圏における工業・産業の活動拠点として様々な可能性を秘めていました。
そのような時代の流れを見据え、社会が求める技術や知識を持った若者を育成することで、日本の未来と故郷の発展に貢献すべく、工業大学の創立に着手。1967年に本学の前身となる「大分工業大学」を設立。1982年には商経学部(現・経営経済学部)を増設し、「広く地域産業の中で実践的に活躍する人材の育成のための高等教育」を追求する大学へという思いを込め、「日本文理大学」に改称しました。
創立以来、一貫して受け継がれている「産学一致」を建学の精神に掲げ、私立大学が持つ柔軟性・自主性・創意工夫を強みとして、地域産業の発展に貢献する人材育成を使命としてきました。2007年1月には、菅貞淑が第3代理事長に就任。大学創立40周年を迎えた同年、中期将来計画となる「チャレンジ40」を策定し、「産学一致」「人間力の育成」「社会・地域貢献」という新しい3つの教育理念を掲げました。そして、2017年は創立50周年を迎え、時代の変化に合った新しい教育を模索しながら、社会の一員としての自覚や誇り、さらには社会の発展に貢献していこうとする気構えを持った新しい時代を支える人材の育成に、私学としての誇りと使命感を持ち、挑戦し続けています。
1967.04
1974.04
1991.10
1992.04
1993.04
1994.01
2002.04
2003.04
2003.05
2003.10
2004.04
2006.03
2007.01
2007.05
2008.10
2009.03
2012.05
2014.07
2015.03
2017.05